ICT教育

子供のゲーム課金 高額請求されないための対策

koromi

こんにちは。未就学児母のkoromiです!

最近、知り合いからこんな話を聞きました。

知り合い
知り合い

子供のゲーム課金で18万円の請求がきて、今消費者センターに返金してもらえるか問い合わせ中なの‥

えー・・・(驚)

知り合い
知り合い

いろんな武器を買って友達に自慢したかったんだって。

「お年玉と、足りない分はお手伝いで返します」って本人は言ってる。。

言い訳と反省がなんとも可愛らしい。。

ちなみにこれ、同じ話を別の友人から聞いたことがあり、身近で割と頻繁に起きている問題みたい。

まだ、課金制のゲームやる年代じゃないし、決済時の承認が子供じゃできないんじゃないの?

なんて思っていましたが、子供はどんどん知恵をつけてきます。
この出来事を機に、我が家も対策を打っておこうと決心しました。

我が家はAppleユーザーなので、Appleデバイスメインの話になりますが、同じAppleユーザーのご家庭の参考になればと思います。

原因

この状況が発生しうる原因を突き詰めると、以下2つ。

  1. 認証情報の共有
  2. 古い情報を残している

認証情報の共有

iOSの認証情報の共有している

例えば、

  • お父さんが使っていないiPhoneを子供に渡す
  • わざわざログインして渡すのが面倒なので、ログイン情報(iOSのパスコードなど)も併せて渡す
  • ログイン情報は教えていないけど、子供がパスコードを盗み見して覚えていた
    ※私の知人が該当したのはこっち

こういった状況は①に該当。ウォレット等にクレジット情報を登録している場合、これで決済が可能となってしまいます。

例え、子供といえども

  • 認証情報(パスワード)を教えない
  • パスワードは知られてはならない、推測されてはならない

が鉄則になるかと。

ちなみに一度端末を初期化した上で、親のAppleIDでログインし直した場合も、ウォレットはAppleIDに紐づく情報なので端末内に残っている場合があります(セッテイングの際に連携をオフにしていないと踏襲される)。クレジット情報を辞書に登録している場合も同様。初期化しているから万全と言うわけではありません

アプリを親の認証情報で登録している
  • iOSログインは、ファミリーアカウント(子供用のアカウント)使っているけど、中のアプリは親のアカウントで登録しているケース

2段階認証などの決済承認が必要な機能が付いていれば防げますが、メールやSMSの通知を子供自身が受信できてしまう場合、意味がなくなります。

古い情報を残している

いくら、AppleIDを子供用に切り替えても、これまで使っていたアプリはそのまま残ります

親が使わなくなったデバイスのデータをそのまま残しておくと、リスクを生むことになるので使わなくなったら必ず初期化が必要。

基本的な対策

可能な限り、以下対策を打った方が良さそうです。

  1. 子供とデバイスは共有しない
  2. 古い情報は削除
  3. 子供用のアカウントを作成する
  4. 子供にリスクについて話をする
①子供とデバイスは共有しない

ある程度の年齢になったら、デバイスを分ける必要性が出てきます。
と言うのも、パソコンであれば、1台の端末を複数アカウントでログインして利用することが可能ですが、iPhone(iPad)の場合、このアカウントの面ごとの管理ができません

なので、後述する家族のアカウント管理をするにあたって、子供用のデバイスが必要となってくるのです。うちの場合、就学に併せて用意しようかと思っています。

ちなみに、どうしてもデバイスを親と共有せざるを得ない場合は、苦肉の策として「アシスティブアクセス」をオンにすると、iPhone内の利用アプリと機能を制限することができます。通常時との切り替えに手間を要しますが、親のAppleIDで利用しつつ、子供に使わせる時は利用範囲を制限できます。

②古い情報の削除

古いiPhoneや使っていないiPadを子供に使わせる場合は、まず最初に初期化しましょう。前述の通り、例え、iOSのアカウントのみ子供用に変更しても、端末内のデータは消えません。初期化した上で、③で作成した子供用のAppleIDでセットアップしましょう。

③子供用のアカウントを作成する

ちょっと面倒ですが、行く行く必要になってきます。子供専用にデバイスを使わせるようになったら、併せてアカウント作成も行ってしまいましょう。

  • AppleIDは子供用のファミリーアカウントを発行し、それでセットアップする
  • アプリの利用についても、アプリ内で子供のアカウントを作成
    ※YouTubeなどの利用を考えると、子供用のGoogleアカウントも併せて持っておけば、Gmailとしても利用できるので後々便利かと思います。
  • パスワードの管理についても、子供自身に行わせる(忘れた時の対応も教えておく)
④子供にリスクについて話をする

親の管理も重要ですが、子供にリスクについてあらかじめ説明をしておくことは何よりも重要なこと。親子ともに、自然とITリテラシーが身につき、将来的に子供がトラブルを予測する能力が身に付くと思います。

教える内容は、年齢によっても変わるので継続して説明する必要があると思います。

例えば、最初はこんなことからでいいかと思います。

  • パスワードの重要性 →パスワードは他人に教えたり、見られたりしちゃダメだよということ
  • お金の重要性 →お金は湧いて出てくるものではないということ(現金を使わずに簡単に決済ができてしまう今の時代、まずここを教えるのが重要かなって思います)

まとめ

親の目の届かないところで、デバイスを利用するようになったら、

  • 子供専用のデバイスを準備し、親と共有しない
  • デバイスと併せて、子供用のアカウントも準備し、パスワードの管理も子供自身にさせる
  • 子供の成長とともに、親子で継続的にITリテラシーを身につける。リスクについて、夫婦間、親-子供で話し合うのが最も重要。

少しでも参考になれば幸いです。

ABOUT ME
koromi
koromi
無職(元SE)、2児母
某大手IT企業勤務(運用SEとして7年→コールセンターインフラ構築10年)→2023.10退職→ブログ開設
40代は自分がやりたいことだけに集中したく、会社員を卒業。
極度の面倒くさがり。継続が苦手。
家族:テクノロジーに疎い夫、視覚優位な5歳息子、2歳娘
家族が便利に暮らしてもらえるように、家事・育児を改善中。
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