Appleデバイス全般

古いiPhoneを子供に使わせる3つの方法

koromi

古いiPhoneを活用したい

こんにちは。未就学児の母、koromiです。

さて、先日iPhone15に機種変更しましたが、4年間お世話になったiPhone11の使い道についてお話ししたいと思います。

一般的に古いiPhoneの使い道といえば

  1. 売却、下取り
  2. 廃棄
  3. 自分のサブスマホとして2台持ちする
  4. 子供用に使わせる

のいずれかですかね。ちなみに私は③と④を併用したいと思っていました。

完全に子供用にするのではなく、仕事用としてデータ転送等実施するのに、自分のApple IDも紐付けたい。だけどそのまま渡すのはさすがに心配‥

古いiPhoneをキッズスマホ化する方法は色々ありますが、結論から言うと、まず

子供専用のスマホにするか、しないか

を決めた方が良さそうです。

検討した方法を紹介いたしますので、同じことを考えているパパママさんの参考になればと思います。

子供に使わせる方法

<検討した方法>

  1. アシスティブアクセスを使って子供用にカスタムする
  2. ファミリーアカウント(子供用AppleID)発行し設定
  3. 大人用のAppleIDのまま利用

①アシスティブアクセスを使って子供用にカスタムする

アシスティブアクセスとは、IOS17から搭載されている機能で、認知障害を持つユーザーを対象として機能です。

簡単にいうと、iPhoneの画面を単純化することができ、設定>アクセシビリティ>アクセスティブアクセスから、通常の画面/単純化した画面を切り替えることが可能です。(戻す時はサイトボタンをトリプルクリック)

子供が使う時はアシスティブアクセスの設定をオンにして、大人が使う時はオフにすることで、大人用/子供用を兼用できます。アシスティブアクセスのAppleIDは大人用を利用することもできるし、子供用のファミリーアカウントで登録することも可能です。

<メリット>

  • 大人と子供の併用が可能
  • 操作できるアプリを限定することができ、リスクを回避できる

<デメリット>

  • 一般的なアプリの設定は可能でしたが(通話、カメラ、Youtubeなど)一部アシスティブアクセスに対応していない機能もあり
  • 切り替えが若干面倒(切り替わるまで少し時間もかかる)

我が家の場合、SIMなし通話するのにFacetimeを利用していましたが、Facetimeは対応していないようで、利用できませんでした。

まだiPhone交換したばかりで、すぐに初期化したくないと言う人に、おすすめです

②ファミリーアカウントを発行し設定する

ペアレンタルコントロールなどで利用時間の制限や子供の操作のトレースが可能となる方法です。

<方法>

  • パパママアカウントから、子供用のApple IDを発行
  • 古いiPhone初期化(端末内のアプリは全て削除されます)
  • 子供用のApple IDでセットアップ(立ち上げ時に、通常のApple IDを利用するか子供用のApple IDを利用するか聞かれます)

<メリット>

  • アカウントを分けることで親の決済情報と紐づくことが一切ない(3つの方法の中でセキュリティが最も高い)
  • 親が子供の利用状況を詳細に把握できる
  • 新しくデバイスを購入した際に、引き継ぎが容易

<デメリット>

  • 利用ルールなども併せて、子供と合意する必要があり、時間がかかる
  • 設定作業が発生(初期化→セットアップ)するので、親にある程度の知識が求められる
  • 完全に子供専用のスマホとなるので、親は使えない
  • 機種によるが、子供が持ち歩くにはiphoneは重い

完全にキッズスマホ化したいと言う人向けの方法になるかと思います

③iPhone初期化のうえ、大人のApple IDで利用

<方法>

  • 古いiPhoneを初期化(端末内のアプリは全て削除されます)
  • 大人のApple IDでログイン(ウォレットなどリスクがありそうなものはセットアップ時に連携しないように設定)

<メリット>

  • キッズスマホ化されないので、サブスマホとして継続で利用できる

<デメリット>

  • セキュリティ面が最も脆弱(親のパスワード等が漏れてしまうと決済情報と紐づけは簡単にできてしまうので、想定外の操作に対する防止策にならない)

あくまで大人のサブスマホとして古いiPhoneを持ち、それを子供に貸し出す方法になるかと思います。

結論

我が家の場合、当初は、①と③の組み合わせで利用していました。

自分で使う可能性を残すのであれば、自分のAppleIDに紐づいていないと、何かと不都合が出てくるからです。AppleIDは自分のものを残し、コントロールが効かない下の子に貸す時は、アシスティブアクセスをオン、上の子に貸すときは切り替えが面倒なのでそのまま渡していました。

しかし、①と③については、年齢が上がってくるとリスクが高まります。お子さんが勝手に設定を変更することを覚えてしまうと、対策としては無効。

安全面で言うと、②>>①>③という感じです。 

なので最終的には、完全にリスクを排除した②にしました。

なぜ、③が脆弱なのかは、以下のブログに記載しています。

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以上、参考になれば幸いです。

ABOUT ME
koromi
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無職(元SE)、2児母
某大手IT企業勤務(運用SEとして7年→コールセンターインフラ構築10年)→2023.10退職→ブログ開設
40代は自分がやりたいことだけに集中したく、会社員を卒業。
極度の面倒くさがり。継続が苦手。
家族:テクノロジーに疎い夫、視覚優位な5歳息子、2歳娘
家族が便利に暮らしてもらえるように、家事・育児を改善中。
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