ICT教育

プログラミング絵本 5歳→6歳息子の反応

koromi

未就学児の母 koromiです。

もうすぐ6歳になる息子は、今年一年ルールのある遊びにハマることが多かったです。
その中でも、息子が好きなもので新たな発見となったのが

「プログラミング絵本」

読んでいたのは、5歳誕生日以降、順に揃えていった以下2シリーズ。

  • アベベのぼうけん
  • ルビィのぼうけん

息子の特性から、きっとハマるだろうと予測していましたが見事的中。でも、これらの本、息子のためと言うより、プログラミングをどうやって幼児にもわかる世界観で伝えるのか、私が興味深々で購入したんですよね。

ちなみにうちの息子はこんな子です

  • 答えが白黒はっきりしているものが好き
  • 数字や規則性、ルールのあるものが好き
  • 集中力が高い

5歳→6歳での上記2シリーズを読ませた時の反応や、母としての感想について書いていこうかと思います。

興味を持ち始めるまでの経緯

5歳誕生日:アベベのぼうけん(上巻)をプレゼント

えー、、おもちゃが良かったぁ‥(涙)

とのこと。少し読んでみるものの字の多さに興味が希薄。しばらく絵本棚へ待機。

5歳中頃:すごろくやトランプなどルールのある遊びに興味を持ち出す。

5歳中頃〜:再度あべべのぼうけん(上巻)を読み聞かせ。ハマる。
最初は、私が一緒に読んでいたが、すぐに自分で繰り返し読むようになる
その他シリーズも順次購入

うちの息子の場合、前提となる数字や順番など一定の理解に達して、これらの知識を応用したい!と思い始めたのが、5歳中頃だったのでしょう。年齢は目安であくまでも個人差によると思います。

感想

どちらも「へ〜、なるほどね〜」と唸りました。同じプログラミング絵本でもアプローチが違うので、両方とも面白かったです。

  • アベベのぼうけん→すごろく形式でプログラミングの構造について教えてくれる本
  • ルビィのぼうけん→プログラミングをするにあたっての重要な考え方を教えてくれる本

と言う印象を受けました。

アベベのぼうけん

大人でも理解が難しいような例えば以下概念について、ゲーム感覚で教えてくれます

  • データの格納方式
  • 別プログラムの呼び出し
  • ループ

例えば、スタック式のデータの取り出し方については、帽子を頭の上に重ねてそこから欲しい帽子を取り出す手順を導いたり、共通化できる繰り返しプログラムについては、別プログラム(カーカというカラスのキャラクターのプログラム)として呼び出したり。

章立てごとに目的が隠されており、大人の私は「ほぉーこうやって伝えるのかー」と納得し、子供は「へ〜、不思議なゲーム」くらいの感覚でただ楽しんでいます。

我が家の場合、読み始めの頃は命令文は私が読み、息子は「1、2、3」と指差ししながら、すごろくを進めていきましたが、今では自分で読んで自分で進めています

命令部分の字数が多いのと、数の概念や1桁の足し算は必須なので、その辺りのつまづきがあると少し退屈に感じてしまうかもしれません

処理について、具体的にどうやってコーディングするのか要素満載なので、将来的に習いごと等でプログラミングを始める場合、事前に読んでおけば良いとっかかりになるんじゃないかと思います。ちなみに、脳が活性化しますので、読み聞かせ絵本としては不向きです

ルビィのぼうけん

アベベのぼうけんがプログラミングに特化しているのに対して、こちらは、コンピュータの構造やインターネットの仕組みにまで触れられており、幅が広いです。
また、比較的ライトなお話し部分と、練習部分に分かれており、お話し部分であれば読み聞かせにもOKです。

子供から

インターネットって何?コンピュータって何?

という質問が出た時に、概念を説明するのに最適な気がします(第2弾はコンピュータ編、第3弾はインターネット編)。

例えば、第2弾のコンピュータ編については、ハードウェアの基本についてファンタジー溢れる表現で書いてあります。

パソコンのUSBの口からコンピュータに入ったらそこには無限の世界が広がっていた‥なんてディズニーのシュガーラッシュの世界ですね。著者が女性ということもあり、色使いも絵のタッチもセンス良くまとめられていて、私はこっちの方がテンション上がります(息子はアベベの方が好きです)

私が印象に残っていたのは、ルビィのお父さんが言っていた

手に追えない問題は、小さな問題が集まってできている

という言葉。プログラミングに関わらず、大切な思考。
何か問題に直面したら、困っていることを言語化し、優先順位を考えながら一つ一つ解決できる子になってほしい
そんな親の願望についても、優しくプロセスを解説してくれる絵本です。

まとめ

  • プログラミングのとっかかりとして絵本を読み始めるなら、以下のタイミングがおすすめです
    ・数字の概念を理解している
    ・簡単な足し算が問題なくできること
    ・ルールのあるゲームに興味を持ち始めた
  • これからプログラミングを習い始める等、プログラミングに特化した絵本であれば「アベベのぼうけん」、プログラミングを含むICT教育にも触れたい・カラフルな世界観が良いのであれば「ルビィのぼうけん」をおすすめします

ABOUT ME
koromi
koromi
無職(元SE)、2児母
某大手IT企業勤務(運用SEとして7年→コールセンターインフラ構築10年)→2023.10退職→ブログ開設
40代は自分がやりたいことだけに集中したく、会社員を卒業。
極度の面倒くさがり。継続が苦手。
家族:テクノロジーに疎い夫、視覚優位な5歳息子、2歳娘
家族が便利に暮らしてもらえるように、家事・育児を改善中。
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