【完全版】古いiPhoneをキッズスマホにする方法
こんにちは。未就学児母のkoromiです。
今年、iPhone15に買い替えた人多いのではないでしょうか。
中でも、子育て世代は、古いiPhoneを子供に譲りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
我が家もその一人。
今回は、古い機種であるiPhone11Maxのキッズスマホ化について、我が家が行った方法をお伝えしたいと思います。
- 親(パパママ)がiPhoneユーザーで、子供(家族)に古いiPhoneを譲ろうと思っている人
- 親の決済情報に紐づけたくない、子供の利用状況を管理したい人
ちなみに、親iPhoneをそのまま利用すると、思わぬトラブルになることもあるので要注意です。
手順の概要について
以下の順番で説明していきますね。
基本的なセットアップであれば、30分程度で完了すると思います。利用アプリは、YouTube前提で書いていますので、利用用途によってカスタムすることにより設定時間は変わると思います。
- 子供用のAppleIDの発行
- 子供用のGoogleアカウントを発行
- 初期化
- 子供用のAppleIDでセットアップ
- 子供用のiPhoneでYouTubeログイン
- (SIMなし利用の場合は)通話の設定等
- 利用時間、アプリのインストール許可など
親側の設定 ※iOS17の場合
以下の手順で、親のiPhoneから子供用のAppleIDさえ発行してしまえば、設定のほぼ8割完了だと思ってください。
- 設定→自分のAppleID→ファミリー共有→右上にある人物アイコンをタップし、新規ファミリー登録
- お子様用アカウントを作成をタップ
- 氏名、生年月日などを登録
- 親の同意として、ApplePayに登録しているクレジットのセキュリティコードの入力を求められるので入力
- 利用規約を確認の上、同意
- 子供のメールアドレスの入力を求められるが、持っていない人がほとんどだと思いますので「メールアドレスを持っていない場合」を選択し作成してください
- 子供のAppleIDのパスワードの設定
- 親の電話番号でSMS認証
- スクリーンタイム、コンテンツ制限など確認項目を確認の上、進む
- ペアレンタルコントロールロックのパスワードを設定すれば完了
ちなみに、我が家の場合、YouTube視聴用に子供用Googleアカウントを発行しました。
- 規定のWebサイトから、自分のGアカウントでログインし、ファミリーリンクの設定を実施
子供用のGoogleアカウントを発行しておくと、親の視聴履歴と紐づかないし、Googleカレンダーなどで後々、予定の共有も可能になるという理由で設定しています。
古いiPhone(子供用)の設定 ※iOS17の場合
AppleIDの変更のみ実施しても、これまで利用してきたアプリや履歴は消えませんので、必ず最初に初期化する必要があります。
- 初期化(設定→一般→転送またはiPhoneをリセットから)
- 初期セットアップで「ファミリーのお子様用に設定」を選択する
- 親のAppleID入力
- 子供のAppleID入力
(子供iPhone)各種アプリのセットアップ
ちなみに、初期設定の状態でアプリを何かインストールしようとすると、インストール操作はできますが、その後「承認リクエスト」の画面が出てきます。親が承認しないとインストールはできない仕組みになっているので、必要なアプリはあらかじめインストールしておきましょう。 ※インストール権限はカスタム可能
- 子供用のGoogleアカウントでYouTubeログイン
- SIMなしで利用する場合は、Facetimeの設定
子供用のSIMを新たに契約する場合は、電話機能を利用できますが、ひとまずWifiのみで利用をしたい場合、通話ができません。
その場合、FaceTimeを利用するとWifi環境下でテレビ通話が行えます。詳しい設定は下記に記載していますので必要な場合は設定を。
(親iPhone)利用制限などの設定
設定→自分のAppleID下にのファミリー→当該ファミリーを選択すると、利用時間の設定や利用アプリの設定を細かく制限できます。
例えばこんなこと
- 休止時間→夜22時〜朝6時
朝、親より早く起きて、YouTube見るのを防止できます - 画面との距離
画面を近づけて視聴すると通知が来るのですが、割と頻繁に来て煩わしいのでオフ
このあたりは、使いながら親子で話し合って、設定を順次見直していければと思います。
まとめ
以下のメリットが挙げられます。参考になれば幸いです。
- 設定時間は利用アプリなどにもよるが、30分程度で完了。難易度もそこまで高くない。
- 子供用のアカウントを発行するだけで、初期投資0でキッズスマホを新規で購入するのと同等の制限が可能
- とりあえずSIMなしで利用→その後SIM契約など、柔軟に使い方を変更できる
- 親のキャリアに縛られず、自由にキャリアの選択が可能